ヴァイオリン科 指導者 森林 寛之 (2016年4月認定)
ヴァイオリン科 指導者 髙田 瑛子 (2014年8月認定)
チェロ科 指導者 原 力海 (2015年4月認定)
チェロ科 指導者 山田 慶一 (2011年4月認定)
ピアノ科 指導者 山下 名希 (2005年7月認定)
ピアノ科 指導者 岡本 未有 (2011年11月認定)
フルート科 指導者 金井 環 (2017年4月認定)
フルート科 指導者 嘉納 令奈 (2005年4月認定)


ヴァイオリン科 指導者 森林 寛之 (2016年4月認定)

私は大学生の時に、幸せとは何か、そしてどのようにこれから生きていくのか、ということを考えて過ごしていました。 働く時間は人生の大部分を占めているので、自分が一番やりたいことを自分の生涯の仕事にする、 そしてそれが必要とされている仕事であるということが大切だと考えました。 在学時というのは、バイオリンが本当に好きで時間を作って練習していましたし、 また、大学で本当に素晴らしい人たちに出会いました。 こういう人たちが世の中に溢れかえったらいいなと思いました。 そして、バイオリンを通じて人づくりをして社会貢献する、これはまさにスズキ・メソードだと思います。

現在妻の友梨先生とは松本の音楽院で出逢い今は一緒に愛知と岐阜でお教室を開いています。 親先生の牧野先生から自分の出身のお教室を引き継がせていただき、理解あるとても協力的な方々に囲まれて本当にありがたいです。 生徒さんや親と共に目標に向かい達成感や喜びを共有できるこの仕事は素敵な仕事だと思います。 これからもあらゆる面で、森林クラスに入って本当に良かったと思ってもらえるようなお教室にしていきたいです。
  
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ヴァイオリン科 指導者 髙田 瑛子 (2014年8月認定)

スズキメソードの指導者養成コースでは、 1人の指導者を育てるにあたり、他の音楽学校や音楽教室では考 えられないような数の、素晴らしい先輩先生方が携わってください ます。

私の在学中には、様々な科目担当の先生方からスズキの教えを 頂けたことは勿論、 複数クラスの見学実習や教育実習を通し、指導の視野を広げるこ とが出来ました。 いずれの先生方も、鈴木鎮一先生の理念に基づく教本を指導の 軸とされていますが、そのアプローチは本当に千差万別です。 どのようにしたら、どのように言えば、子供達に伝わるのか。 先生方のレッスンから、数多のレッスンアイディアを学ばせていた だく事が出来、それらが現在の私の指導バリエーションとして活か されています。

在学中にお世話になった先生方からは、卒業後にもレッスンのアドバイスを頂きますし、 夏期学校などでは、また異なる先生の御指導を拝見する機会にも恵まれます。 所属教室の先輩から、楽器の垣根を越えて指導法のお話をうかがうこともあります。 私を指導者養成コースに送り出してくださった親先生に至っては、 指導者を志した当初から、そして指導者となった後にも、何かにつけて御心に留めていただいており、 一昨年には、私も自分の生徒たちとともに発表会に参加させていただきました。
このように、指導者となっても多くの先生方とともに活動を続けら れること、さらに多くの学びを得られることは、子供達へのより良い 指導に通じますし、スズキの指導者ならではの良さです。

これから指導者を志される皆さん、まずは勇気を出して飛び込んでみてください。 皆さんがより良き指導者を目指され、日々前進される限り、先輩先生方は必ずお力になってくださいます。 勿論私も、経験が浅いながらも、先輩として皆さんのお力になり、御一緒に歩んで参りたいと思います!
  
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チェロ科 指導者 原 力海 (2015年4月認定)

スズキ・メソードは創設されて70年の歴史がありますが、それは鈴木鎮一先生と、鈴木先生のもとに集まった指導者の先生方が拓いてこられた道そのものです。 私自身が指導者を目指した原点は、自分の師を含めそういった先生方の背中を見て育ってきた環境にあります。しかし、スズキ・メソードを広めるべく情熱をもって指導に邁進してこられた、パイオニアの先生方のエネルギーにはまだまだ足元にも及ばないと痛感しています。

指導者になって日も浅く、ようやく3年が経とうとしていますが、「人を育てる」という仕事をさせていただいていることをとても幸せに感じます。 また同時に子どもたちの前に立つ身として、自分自身を律することも多くなったと思います。そういう意味ではどちらが「先生」なのかわからないですね。 毎週教室に来てチェロを弾く小さな生徒に“ほんとうにその音でいいの?”“もっといい音があるんちゃうか?”と疑問をぶつけますが、彼らはチェロでそれに応えてくれます。 レッスンの中で一対一で正面からぶつかり合うことも、最近は面白くなってきました。 目の前に座っている生徒の可能性にわくわくしながら、指導し、指導されながらお互い成長していきたいと思います。
  
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チェロ科 指導者 山田 慶一 (2011年4月認定)

私は大学卒業後、国際スズキ・メソード音楽院に進学しましたが、当時はスズキの指導者になるという思いよりも、林峰男先生の下でチェロを学びつつ指導者の資格も取れるという軽い感覚で入学しました。しかし音楽院に入ってからスズキの理念、哲学など様々なことを学ぶ中で、スズキに携わる先生方や学ぶ学生の音の美しさ、人の温かさを肌で感じることで私の考えは次第に『スズキの指導者になりたい』と変わっていきました。

音楽院卒業後は所縁のない北海道に赴任することになり、まさに0からのスタートでした。スズキ・メソードや教室の存在を認知していただく事に必死で、あっという間に今年で7年になりました。生徒数は今では30名強となり、チェロは子どものみならず最近は大人の方からも人気があり、幅広い世代の方が在籍しています。一番の喜びは、生徒の成長を身近で感じられ、北海道にスズキのチェロ教室が少しずつ普及している事を実感できている事です。

スズキの良さは他の音楽教室にはない確立された教育方針と指導法、そして音の美しさにあると感じています。スズキ出身者の方もそうでない方も、やる気がある方は大歓迎です。是非、同じ方向を向いて一緒に頑張りましょう。
  
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ピアノ科 指導者 山下 名希 (2005年7月認定)

「スズキの指導者になって良かったこと」
私自身、スズキメソードで育ち、指導者になりました。レッスン中は、幼い頃の自分を思い出し、あの時分からなかったこと、感じていたことを振り返りながら、生徒さんが何を感じているのかを考えます。
母語を覚えるように音楽に親しむことで、自然と音楽を聴く力がつくことを、自分の経験があるからこそ、生徒さんに堂々と伝えることができると感じています。
そして生徒さんが意欲的に取り組む姿を見ると、ピアノを弾くことが好きな子が増えて良かったなぁと心から思います。
  
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ピアノ科 指導者 岡本 未有 (2011年11月認定)

スズキメソードでは“音楽の勉強を通して楽器を演奏するという技術だけではなく、集中 力や、やり抜く力等人間としての能力を育んでいきましょう”という考え方が良いと思って います。

日々のレッスンでは、一人一人に合わせて苦手な所を出来るように練習の仕方を考えて 取り組み、苦手な所が出来るようになった時に見せる生徒の笑顔や、自信たっぷりの顔 を見る事が何よりも幸せを感じる時間です。

スズキメソードでは、鈴木先生が残して下さった本等に多くの生徒さんの成長や練習の 様子が残されています。又、熟練の先生方からも多く の指導の経験を伺う事ができたり、指導者が集まり情報を交換するという機会がある事 が経験の少ない私には本当に助けになっています。

スズキメソードでは他の楽器と共通の曲が何曲か教本にのっています。他楽器と一緒に 同じ曲を演奏できる機会がある事も生徒にとってとても良い経験になっています。 ヴァイオリンの先生と一緒行ったクリスマス会では、ヴァイオリンとピアノの教本にある同 じ曲を生徒同士で演奏しました。他の楽器と演奏する事で、他の音を聴くようになったり、 レッスンへの刺激となり練習へのやる気が生徒に見られました。 その経験が生徒に与える影響の大きさに驚きました。 指導者としても、日々のレッスンや会の行事等で多くの事を経験させて頂ける事が自分 の成長にもなり、とても有難いと思っています。
    
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フルート科 指導者 金井 環 (2017年4月認定)

「指導の仕事を通して、自分自身の人生も豊かになると信じています。」
子供の成長を感じる時、大人の生徒さんと上達したときの喜びを分かち合う時、指導者ならではの嬉しい瞬間が訪れます。

スズキ・メソードは指導者同士の結びつきが強く、指導や教室運営などで悩んだ時に先輩の指導者に相談しやすい環境があります。 さらに夏期学校や合奏会など、大規模なイベントに参加する機会を生徒さんに提供できる点は、スズキの指導者になる上で大きなメリットです。 イベントの参加は他の教室や他の楽器の生徒さんたちと楽しみながら刺激をしあい、普段のレッスンとは一味違った経験になります。

思うようにいかず厳しい面もありますが、自分次第で切り開いていくことができる魅力的な仕事です。指導の仕事を通して、自分自身 の人生も豊かになると信じています。
  
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フルート科 指導者 嘉納 令奈 (2005年4月認定)

「スズキの指導者でなければ得ることが出来なかったこと」
私がスズキ・メソードに出会えたのは大人になってからでした。 幼児教育を学ぶためにスズキ・メソード音楽院へ、そして指導者になりました。

私がスズキの指導者で良かったと思えることは今ここにある環境です。 先輩の先生方、フルート科研究会、指導者研究会で指導や音楽について幅広くより深く自分が学べ、生徒が夏期学校やグランドコンサートなどで大勢の国内外の生徒と一緒に演奏する機会があること、卒業録音を一つの目標として生徒がステップアップして姿。そんな生徒の成長を先生たち皆で共有できること。 まるで大樹に数えきれないほど枝葉が繁るような環境です。その中で生徒を教えられることはスズキの指導者でなければ得ることが出来なかったと思っています。
  
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